【土木作業員の腰道具】 おすすめ14選|新東名の工事現場で本当に使えたものだけ紹介

この記事では、新東名高速道路の工事現場で実際に働いた筆者が、買って正解だった腰道具・工具だけを厳選して紹介します。「最初に何を揃えればいいかわからない」「種類が多すぎて選べない」という方の参考になれば幸いです。


目次

この記事でわかること

  • 現場初日までに揃えるべき必須の腰道具
  • 慣れてきたら追加したい便利アイテム
  • 実際に使ってわかった「選び方のコツ」と「失敗談」

【まず確認】初心者が最初に揃えるべき腰道具一覧

道具優先度価格帯の目安ひとこと
安全帯(フルハーネス)★★★15,000〜25,000円高所作業なら必須。セットがお得
腰袋★★★3,000〜5,000円深めで型崩れしないものを
ラチェットレンチ★★★2,000〜4,000円17×21mmが最も出番多し
番線カッター★★★1,500〜3,500円切れ味=作業効率。ケチらない
モンキーレンチ★★☆3,000〜5,000円多機能タイプで荷物を減らせる
ハンマー★★☆1,500〜3,000円思った以上に出番あり
ハッカー★★☆5,000〜13,000円鉄筋作業があるなら必須
スケール(コンベックス)★★★2,000〜4,000円マグネット付きが圧倒的に便利
カッター★★☆500〜1,500円オートロック式+黒刃を選ぶ
折込みノコ★☆☆1,500〜3,000円あると助かる場面が多い
ミニバール★☆☆1,000〜2,000円狭い場所での作業に重宝

ポイント: ★★★は現場初日から必要になることが多い道具です。まずはここから揃えましょう。


使用頻度が高い腰道具・工具【必須編】

安全帯(フルハーネス式)

僕が最初に配属されたのは新東名高速の工事現場でした。ほとんどが高所作業だったため、安全帯は文字どおり”命綱”。1丁掛け・2丁掛けでもOKでしたが、現場ではフルハーネス式が推奨されていました。

ランヤード・胴当て・胴ベルトがセットになった商品を選べば、個別に揃えるよりお得です。これから高所作業のある現場に入る方は、最初からフルハーネスを買っておくのが無難でしょう。


腰袋

胴ベルトに取り付ける道具入れ。ホームセンターに行くと種類の多さに圧倒されますが、選び方のポイントは「深さ」と「硬さ」の2つです。

【失敗談】 最初にワークマンで適当に選んだ腰袋は、浅くて生地も柔らかかった。結果、道具が後ろ側に倒れて何度も落下&紛失しました。

買い直したのがフジ矢のウエストラインシリーズ。深さがしっかりあり、EVA内蔵生地で型崩れしにくいのが決め手でした。差し色のオレンジも現場で映えて気に入っています。

選び方のコツ: 安いものを買って失敗→買い直しのパターンは非常に多いです。最初から「深め・硬め・ポケット多め」の腰袋を選ぶと後悔しにくい。


ラチェットレンチ

入社直後に「まずこれ買え」と言われたのがラチェットでした。正直、最初は何に使うのかすら知りませんでしたが、ボルトの締め・緩め、番線の結束など、とにかく出番が多い。

サイズは17×21mmが圧倒的に使用頻度が高いので、迷ったらまずこのサイズを。

現場あるある: 銀色のラチェットを使っている人がほとんど。休憩後に「あれ、俺のどれだっけ?」となりがちなので、黒やカラー付きを選んでおくと自分の道具がすぐ見つかります。


番線カッター

リコメン堂インテリア館
¥1,340 (2026/02/07 08:14時点 | 楽天市場調べ)

ラチェットと並んで「必須」と言われたのが番線カッター。木材や足場を番線でまとめたり、足場の固定に番線を使ったりと、とにかく切る場面が多い道具です。

番線を切るスピードは作業効率にダイレクトに影響します。切れ味が悪い安物を使っていると、イライラするだけでなく周りにも迷惑をかけかねません。ここは投資する価値ありです。

ホームセンターバロー 楽天市場店
¥3,020 (2026/02/07 08:15時点 | 楽天市場調べ)

お財布に余裕があるならオールステンレスがおすすめ。 雨の中での作業後に放置しても錆びにくく、切れ味が長持ちします。錆びると一気に切れなくなるので、長い目で見るとコスパが良いです。


モンキーレンチ

工具のお店 モンジュSHOP
¥3,436 (2026/02/07 08:16時点 | 楽天市場調べ)

番線カッターと一緒にカラビナにぶら下げていたのがモンキーレンチ。腰袋と同じくフジ矢さんの製品を愛用していました。

このモンキーが優秀なのは1本で複数の機能を兼ねている点です。

  • 最大まで開いてもアゴが出ない安心設計
  • 肉抜きによる軽量化
  • 10mm・13mmのメガネレンチ付き
  • 17mmのギアレンチ付き

腰道具はなるべく数と重さを減らしたほうが体への負担が少ない。その点、これ1本で何役もこなせるこのモンキーは非常に優秀です。黒金カラーで現場で被りにくいのも地味にうれしいポイント。


ハンマー

測定器・工具のイーデンキ
¥727 (2026/02/07 08:17時点 | 楽天市場調べ)

「大工じゃないし、そんなに使わないだろう」と思っていたら、予想以上に出番が多かったのがハンマーです。

釘の打ち・抜きはもちろん、解体作業時に木材や単管パイプを叩いたり、バールを隙間に入れるために叩いたりと、意外なほど幅広いシーンで活躍します。

サイズ選びが重要で、 小さいと打つ力が足りず、大きい(長い)と重くて疲れます。自分の現場と用途に合ったサイズを先輩に相談して選びましょう。


ハッカー

結束線を縛るための道具。鉄筋作業がある現場では必須アイテムです。

現場の親方に「しょぼいハッカー使ってるとなめられるぞ」と言われ、良いものを買って長く使う方針に切り替えました。

ベテランの職人さんや鉄筋屋さんに聞くと、「行き着く先はMIKIのBXハッカー」 という意見が多数。値段はそれなりにしますが、使い心地と耐久性を考えると納得の投資です。


スケール・コンベックス

激安工具のタツマックスメガ
¥3,950 (2026/02/07 08:20時点 | 楽天市場調べ)

「コンベックスって何?」からスタートした僕ですが、現場に出ると長さを測る場面が想像以上に多く、スケールなしでの作業はまず考えられません。

タジマの剛厚シリーズは、テープを伸ばしても折れにくく非常に使いやすいです。

おすすめポイントをまとめると以下のとおり。

  • セフ付きで腰ベルトからワンタッチ着脱
  • ツメにマグネット搭載で金属面にピタッと貼り付けて測定可能
  • マグネットで金属製の小さな部品やゴミを拾うのにも使える

特にマグネット付きは一度使うと元には戻れません。


カッター

楽天ビック(ビックカメラ×楽天)
¥903 (2026/02/07 08:21時点 | 楽天市場調べ)

番線カッターではなく、いわゆる普通のカッターです。テープやシートを切ったり、ロープを切ったりと、こちらも使用頻度が高い。

選び方のポイントは2つだけ。

  1. オートロック式を選ぶ(ネジ固定式はいちいち締めるのが面倒)
  2. 特専黒刃の商品を選ぶ(切れ味が段違い)

現場では黄色いカッターを使っている人が多いので、銀色など別の色を選んでおくと見分けがつきやすいです。


折込みノコ(手ノコ)

コンパクトに折りたためるのこぎりです。「折りたたみ式ってヒンジの強度が不安…」という声もありますが、この商品はガタつきもなく頑丈な作りで安心して使えます。

ヤニが付着しにくいフッ素ブラック塗装が施されており、錆びにくい。それでいて替刃も安価なので、維持コストが低いのも魅力です。


ミニバール

DAISHIN工具箱 楽天市場店
¥1,099 (2026/02/07 08:25時点 | 楽天市場調べ)

釘抜き・テコ・ハガシ作業に使う小型のバールです。大きなバールでは入れない狭い場所で真価を発揮します。

軽くこじるだけでスムーズに釘が抜けますし、軽量なので工具ホルダーに入れておいても邪魔になりません。「なくてもいいけど、あると確実に助かる」タイプの道具ですね。


慣れてきたら追加したい便利アイテム

工具ホルダー(ハンマー用)

ハンマーを大きめの腰袋に入れる人もいますが、僕は工具ホルダーにぶら下げたほうが動きやすかったです。ラチェットレンチやミニバールも一緒に入ります。

タジマのセフ対応シリーズは、使わないときにカチャッとワンタッチで外せるのが便利。こちらはアルミ製で軽量なのもポイントです。


工具ホルダー(カラビナ)

同じくタジマのセフ対応カラビナ。僕はモンキーレンチと番線カッターをぶら下げて、すぐ取れるようにしていました。

作業用手袋を外した際に挟んでおけるのも地味に便利。アルミ製のダブルタイプを選ぶと、2つの道具を同時にぶら下げられて使い勝手が良いです。


セーフティーコード

高所作業時に工具の落下を防止する紐です。僕はBXハッカーにつけて使っていました。鳶さんはラチェットにもつけていることが多いです。

実体験: 騒音のある現場で作業中、道具を落としたことに気づかず、しばらくしてから紛失に気づく…というケースがありました。落下防止だけでなく、紛失防止にも効果大です。


まとめ:腰道具選びで大切な3つのこと

① 安物買いの銭失いに注意 安い道具を買って失敗→買い直しは本当にあるある。特に腰袋・番線カッター・ハッカーは最初から良いものを選ぶのがおすすめです。

② 重さと数は最小限に あれもこれもと腰にぶら下げると体への負担が大きくなります。モンキーレンチのように1本で複数の役割をこなせる道具を選ぶと、腰への負担をぐっと抑えられます。

③ 自分の道具は見た目で差別化 現場では同じ道具を使っている人が多いです。黒やカラー付きなど、見た目で自分のものとわかるようにしておくと、取り違え・紛失のリスクを減らせます。


この記事が、これから土木の現場に出る方の参考になればうれしいです。現場や作業内容によって必要な道具は変わりますので、まずは先輩や職長さんに相談しつつ、少しずつ自分に合った腰道具を揃えていきましょう!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次