先輩!雨の日の作業がつらいっス
濡れるし暑かったり寒かったり
ムレたりで大変ですよね
なんとかならないんすか?
快適に過ごすコツを伝えますね
なぜ雨の日の作業がつらいのか
雨の中の作業って大変ですよね。
その理由はこんな感じでした。
- 体が濡れてびしょびしょになる
- 気温が高いと合羽の中が汗でびしょびしょになる
- 気温が低いととにかく寒い
- 合羽を着ると動きづらい
- 合羽を脱いだり着たりが面倒くさい
- 生乾きで合羽が不潔になる臭くなる
猛暑も大変ですが、雨だと不快指数がアップします。
僕の現場は山に近く標高も高かったので、
天気の変化も激しく嵐のような中で作業することも。
雨に打たれながらの作業は体の負担も増しますし、
雨の日でも快適に仕事がしたい!
と思っていました。
今回はそんな願いを叶える
雨の日対策アイテムを紹介していきます!
雨の日対策のポイント
雨の日を快適に過ごすための重要なポイントが
体を濡らさないようにすること
当たり前ですが体が濡れると一気に不快になります。
まずは雨から身を守る防水性が最重要ですが、
実は体が濡れる原因は雨だけはないのです。
1時間の作業で約1,000gも汗をかく
激しい運動をすると1時間で約1,000gも汗をかく
と言われています。
これが合羽内のムレの原因になるわけですね。
せっかく防水性の高い合羽を着ても
サウナスーツのようになっては結局びしょびしょ。
雨対策と同時に汗対策も必要になります。
特に夏は防水性と同じくらい透湿性が重要です。
レインウェアを選ぶ3つのポイント
- 防水性 長時間の着用でも水がしみてこないか
- 透湿性 レインウェアの中が汗でムレないか
- 耐久性 作りが丈夫か・手入れがしやすいか
上記のポイントを押さえた上でオススメの商品をご紹介します。
オススメの合羽・レインウェア 9選
マック 耐久防水レインスーツ セブンポイント ブラック M AS-5800
僕が現場で愛用していたのがこちらの合羽です!
- 防水性
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値段はリーズナブルなんですが防水性は十分
耐水圧が10,000mmで大雨でも大丈夫でした。袖口からインナーに染みてこないように注意!
- 透湿性
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脇と背中にベンチレーションがあって
蒸れにくい構造になっていました。裏が総メッシュにはなっていますが、
気温が25度を超えると結構ムレます。パンツにはベンチレーションがないので、
作業着のパンツを薄手にするのがオススメ! - 耐久性
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厚手になっているので丈夫なのですが、
鉄筋の角に引っかけたりすると穴が開くことも。
防水テープなどを貼って穴を塞いでいました。
[ドキュメント] ハードレインウェア上下セット 防水 撥水 仕事合羽 KM-001
- 防水性
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こちらも耐水圧が10,000mmで大雨にも対応
仕立てと縫製がしっかりしていると評判です。 - 透湿性
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裏地は総メッシュなのでベタベタしにくい。
背中にベンチレーションがついています。高温多湿で長時間動くとやはりムレますね。
- 耐久性
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作業でダメージを受けやすい肩・肘・膝は
生地が二重になっていて耐久性があります。ぶつけたり擦れたりしても破れにくいです。
[APt PRO] AP700 反射付レインスーツ
100年の半分を雨とともに生きてきた株式会社前垣が製造するレインスーツ。
この値段でこの機能はもはやベストアンサーと言っても良い気がします。
- 防水性
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[耐水圧]10,000mm JIS L 1092 B法(高水圧法)
大雨の中でも蒸れにくく快適に作業が可能です。
ヘルメット専用インナーフードを採用。
後頭部分と側面部分の雨の侵入を抑えますが視界と音を邪魔しません ← 実はこれすごく大事です
- 透湿性
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[透湿性]10,000g/㎡・24h JIS L 1099 A-1,B-1法
日本製のナイロン透湿PUコーティング素材を採用。
不快なムレを追放し、しかも軽量化を実現!
- 耐久性
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圧力、摩擦によって一番傷む箇所がお尻の部分。
そこに縫目を入れないシームレスヒップを採用。
ダメージを減らす+動きやすくなっています。
[APt PRO] AP1000 ワーキングレインスーツ
- 防水性
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[耐水圧]20,000mm JIS L 1092 B法(高水圧法)
先に紹介したAP700の2倍の耐水圧を誇ります。
ゲリラ豪雨や台風の中にも耐えられる数値です。さらに二重袖機能がついていて袖から濡れて
腕がビショビショという不快を防止してくれます。 - 透湿性
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[透湿性]10,000g/㎡・24h JIS L 1099 B-1法
数値的にはAP700と同じですが、
耐水圧の数値が高く外から濡れづらいのでよりムレを感じにくくなっています。
- 耐久性
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こちらも縫い目のないシームレスヒップを採用。
さらにドライクリーニングにも対応!
手洗いで落ちない汚れを落とせる点は○ですね。
さらにパンツ裾アジャスターがついているので、
地面と生地が擦れて破れるのを防止できます!
[MAEGAKI] AP2000 ゴアテックス® レインスーツ
世界一の素材ゴアテックス®を使ったレインスーツです。
- 防水性
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[耐水圧]30,000mm JIS L 1092 B法(高水圧法)※参考数値
こちらのレインスーツはゴアテックス®が使われ
3層構造で抜群の耐水圧性能。
長時間の大雨にも耐えられる数値になっています。外からは濡れないと言っても過言ではありません。
- 透湿性
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[透湿性]13,500g/㎡・24h JIS L 1099 B-1法 ※参考数値
数値的にはAP1000の1.35倍となっています。
ゴアテックス®は水は通さず水蒸気は通す素材です。水蒸気は暖かくて湿ったところから、
冷たくて乾いたところに移動するものなので、外に水蒸気が抜けていきムレづらくなっています。
- 耐久性
-
ゴアテックス®の大きな特徴が洗濯できるということ。
丈夫なため専用の洗剤も必要ありません。
むしろこまめに洗濯したほうが機能の低下を防げます。
柔軟剤、漂白剤は使わず普通の洗剤で洗いましょう!
[MAEGAKI] AP2500 レインマイスター ゴアテックス®
- 防水性
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[耐水圧]30,000mm JIS L 1092 B法(高水圧法)※参考数値
こちらのレインマスターもゴアテックス®が使われ
ヘルメット専用インナーフード(標準装備)も採用。袖口はAP1000と同じく水抜き付の深い二重袖になっています。
また内袖はウェットスーツなどにも使われている
ネオプレーンで手首の負担を軽減してくれます。 - 透湿性
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[透湿性]13,500g/㎡・24h JIS L 1099 B-1法 ※参考数値
数値的にはすぐ上で紹介したAP2000と同等ですね。
フードや袖の隙間から水が入りにくくなっているため
より雨が侵入する可能性が低くムレにくい構造です。 - 耐久性
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こちらもゴアテックス®を採用しているので洗濯機OK!
汚れを放置せずにガンガン洗ってしまいましょう。
お風呂で薄めた洗剤で手洗いするのは手間なので
洗濯機で手入れできるのは本当に楽です。陰干ししたあとに撥水スプレーをかければ完璧です!
AITOZ(アイトス)ディアプレックス 全天候型ジャケット+パンツ
「知性を持つ素材」DiAPLEX/ディアプレックスを採用!
同じ素材が使われている動画を御覧ください。
- 防水性
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[耐水圧]25,000mm JIS L 1092 B法(高水圧法)
無孔質のメンブレンがラミネートされていて
ゴアテックス®に匹敵する耐水性です。フード部分には水滴よけパイピングがあって
顔に水滴が垂れにくい構造になっています。肩に縫い目がないカットレス仕様で浸水を防止。
YKK止水ファスナー採用で止水性が高いです。
- 透湿性
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[透湿性]16,000g/㎡・24h JIS L 1099 B-1法
透湿性はゴアテックス®を上回る数値が!
暑いときには熱や湿気を外に排出しムレにくく、
寒いときには風や冷気の侵入を防ぎ結露しにくいです。
雨が降るか降らないか微妙な天候での着用には
全天候型のディアプレックスがオススメです。 - 耐久性
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ディアプレックスもゴアテックスと同じように
汚れを放置せずにガンガン洗ってしまいましょう。
陰干ししたあとに撥水スプレーをかければ完璧です!
上下セットでリーズナブルなモデルも
薄手でストレッチ性の高いモデルもあります
長靴・レインブーツも重要
長靴・レインブーツについてはあらためて特集しようと思いますが、
僕が最初に買った長靴は大きくて重くて履いていて非常に疲れました。
長靴を選ぶポイントはサイズ感・重さ・滑りにくさです。
・作りの大きいものが多いので、しっかり試着して選びましょう。
・膝下丈まであると割と重量感があるので軽いものがオススメです。
・雨の床版上はよく滑るのでグリップ力の高いものを選びましょう。
先芯の形状によってはしゃがむと足先が圧迫されて痛みが出ることも。
上記のミドリ安全のブーツは「プロテクトウズ5先芯」を採用。
ウイング形状をしているので、屈曲もスムーズに行う事が可能です。
まとめ
この記事を読んだあなたは
防水性・透湿性・耐久性
レインウェアを選ぶ要点を把握できたと思います。
ゴアテックスは世界一の素材と言われるだけあって
高価ですが手入れをすれば長く使えて性能は圧倒的。
濡れない・ムレない・洗濯機が使える
と雨でも快適に作業できるポイントをすべてクリア!
ディアプレックスも全天候に対応する良い素材です。
現場の作業の強度によっても汗の量が違いますので
環境に合わせて最適な商品を選んで快適な仕事を!
最後まで読んでいただき有難うございます。
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